金星
10個の天体の1つ1つが人の心の動きを表しており、人格の様々な面を表します。性格の特徴は、天体の位置と天体同士の関係によって決まります。占星術では、太陽と月は光を発するものという意味を持つ“ルミナリー”という名称で呼ばれていて、太陽と月も含めて太陽系の10個の天体と考えます。ここでは、それぞれの天体の特徴をご紹介します。
VENUS
- 金星 -
▽プラスの影響▽
「美を愛する心」「芸術を愛する心」
「温かい心」「社交性」「価値観」「協調性」
▼マイナスの影響▼
「快楽主義」「気ままさ」「なまけ心」「贅沢癖」
神話の世界では、金星は愛と美の女神ヴィーナスを表します。ギリシャ神話では、アフロディーテの名で知られています。女性原理の象徴であるヴィーナスは、調和と統一を創造するとともに、自然と芸術を愛します。ヴィーナスは、人と繋がりを持ちたいという気持ちと、愛情を表現したいという気持ちを象徴しています。ヴィーナスは人気者で魅力に溢れ、人の心を惹きつけますが、気ままでのんきすぎる面もあります。対立を嫌うヴィーナスは、自分の魅力で相手を誘惑し、なんとしてでも衝突を避けようとします。ヴィーナスの役割は、調和の実現です。そのため、魅力が重要なポイントになります。「外見」「社交術」「ロマンティックな恋愛」「異性」などが大きな意味を持ちます。惑星としての金星は「優しい性格」「自然を愛する心」「強い願望」などをもたらします。ヴィーナスが触れると、すべてのものが和やかになり、美を見分ける力、センス、品、芸術的才能、音楽的才能を与えられます。人の価値観を支配するのもヴィーナスで、お金や所有物、自尊心などを司ります。金星は、おうし座とてんびん座の支配星です。
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